ガルの随筆

随筆的なアレ

秋は毎年来ます

 

「今年は秋がなかったねぇ~。」

「夏が終わったらあっという間に冬だよ。」

 

毎年言う or 聞くでしょう?

 

それに今年もあと1か月ぐらいしたら言い始めるでしょう。

 

そういう方に一言。

 

 

 

今がまさに秋なんです。

 

 

 

 

毎年秋は来るし、それに気づいていないだけなんです。

 

ありとあらゆる飲食店で焼き芋風味の商品が売られているし、

 

コオロギもよく見かける。

 

キンモクセイの匂いはするし、台風も来てるんですよ。

 

ただこれだけ秋満載でも、不思議なもので秋は存在感が薄い。

 

夏と冬の自己主張が激しいのはわかるにしても、

 

春にも完全敗北しているのは秋さんサイドからしたら納得がいかないのではないだろうか。

 

自分なりに考察をしてみたが、秋にさしかかる10月というと、

 

恐らく一年ではじめに"今年の終わり"を感じる時期だと思う。

 

10月になったとたんに1年の終わりを意識して、

 

運動会が終われば気分はもうクリスマスと大晦日

 

半袖を片付けてダウンジャケットを卸すほどには気分が加速する。

 

そういうのも相まって秋というのは存在感が薄いのではないか・・・。

 

おしゃれな人は秋になるとよくわかる。

 

なぜならダサいやつは存在感の薄い秋のためにわざわざ服を用意できず、

 

秋服の概念がないから。

 

過ごしやすいし、焼き芋は美味しいし、紅葉はキレイで。

 

結構秋が好きだ。

 

ただ、

 

普段私は1つの記事を書き始めてから投稿するまで3日ほどかけるが、

 

「早くしないと冬になってしまう」といつもより焦っていたのも事実である。