消しゴム
これ、懐かしくないですか。
いまでもあるんですね。
消しゴムなんてものはここ2,3年マジで使った記憶がないぐらいに世の中がデジタル化してしまった気がするけど、
これが流行ったのって自分が小学生高学年ぐらいの頃だった気がする。
文房具が結構好きな自分でも、買ってもらった記憶はないな。
消しゴムひとつをとってみても色々個性が合って面白いものである。
王道と言えばだいたいMONOか。
もっぱら自分はAin派でしたけどね。MONOは割れるしすぐ固くなる。
思えば人間も消しゴムに似たようなものなのかもしれない。
カドケシみたいな角が立った奴は、最初は面白いともてはやされて、
みんなに注目される。けど角がなくなったカドケシは?
カドケシをカドがなくなった後も最後まで使っている人見たことありますか。
あるとしたらきっとその人は性格がいいから仲よくした方がいいでしょう。
入試にカドケシだけ持って行った人いますか。
結局そういう時はMONOでしょう。自分はAinですけど。
カドだけ使った後に捨てられるぐらいなら、
個性がなくてもMONOになったほうがいいのか?
けど案外、もうカバーもなくなって銘柄もわからなくなって、
机の引き出しの奥で張り付いているような、丸くて薄汚れた消しゴムが一番よく消えたりするんですよね。
んでそんな消しゴムはなくなったら困るからあまり使わなくなって。
気づいたらまた引き出しの中で張り付いている。
使ったらすり減るけど、使われないのもどうなんでしょう。
あ、じゃあ角が立っている人はシャーペンになればいいのか。
自分は変わらずに芯の形を変えながら活躍もできるもんな。
自分が消しゴムだとしたら消えるのは嫌ですけど机の奥で忘れられたくもないので、
仮に消しゴムとしての役に立たなくても、人に愛され続けて、
欲しいと思ってくれる人が熱狂的なキン消しがいいかな。